アンナダーナ・プロジェクト（食事の奉仕）にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。
今週の食事の奉仕は、３月28日に500皿（第18回目）を配ることができました。
メニューはダール・チャーワル（豆のカレーとご飯、１皿45ルピー）です。
奉仕は引き続き、経済的に困窮する人々が暮らす地域を中心に、車両で移動しながら行っています。
インドでは3月22日から30日まで、女神たちを讃えるナヴァラートリが祝福されます。
今週の奉仕は、そんな吉祥なナヴァラートリの期間中となりました。
季節の変わり目に祝福されるナヴァラートリは、健やかな心身で新たな季節を迎えるために、私たちを育む女神たちに祈りを捧げながら、断食を行ったり、菜食を務めたりして、心身と向き合う大切な期間になります。
この間は日中の断食が勧められますが、日没後には女神の礼拝を行い、食事をとることが多くあります。
また、小さな子どもや体の弱っている人などは断食は勧められず、菜食を心がけるなど可能な範囲での実践になります。
ナヴァラートリの期間中には、必要とされる人々に施しをしたり、子どもたち（特に女の子）に食事を振る舞う慣習もあるため、この吉祥の時の実施となりましたこと、とても嬉しく思っています。
奉仕を行う地域に暮らす人々は、厳しい肉体労働に従事していることが多いため、皆様の温かいお気持ちが詰まった食事はありがたい恵みになることと思います。
インドはいよいよ、とりわけ厳しい暑さが続く暑季を迎えます。
心身ともに健やかで豊かな日々を過ごすためにも、自然に調和するこうした価値ある伝統に習いながら、今後も活動を続けていきたいと思います。
いつも温かいご協力をいただき、誠にありがとうございます。
次回の奉仕後、改めて、ご報告をさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
（スタッフ：ひるま）
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