アンナダーナ・プロジェクト(食事の奉仕)にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。
今週の食事の奉仕は、1月9日に500皿(第58回目)を配ることができました。
メニューはダール・チャーワル(豆のカレーとご飯、1皿45ルピー)です。
奉仕は引き続き、経済的に困窮する人々が暮らす地域を中心に、車両で移動しながら行っています。
奉仕を行う首都のデリーでは、昨年末からなかなか太陽が顔を出さず、凍えるような寒い日が続いています。
日の入が遅くなっているため日照時間は少しずつ伸びていますが、日の出は7:15頃で今が一番遅い時です。
1月15日のマカラ・サンクラーンティを過ぎると、日の出も徐々に早まっていき、ようやくあたたかな光を感じられる時となります。
暑い夏が長いインドでは、束の間の冬への備えが十分でなく、経済的に困窮する人々は特に、あたたかな衣料や寝具を持ち合わせていません。
厳しい生活環境に加え、変化の激しい社会情勢によって就労は不安定であり、迎える毎日を耐え忍ぶように過ごす心の休まらない時が続きます。
こうした日々の中、アンナダーナの食事を通じて少しでも心安らぐ時を過ごすことができるようにと願いながら奉仕を行なっています。
まだ寒い日は続きますが、厳しい自然とともに生きる人々が捧げる神々への祈りは、生活を豊かにしてくれるものです。
こうした環境の中で逞しく生きる人々の姿に学びながら、私たち自身も豊かな心を育んでいくことができればと思います。
いつも温かいご協力をいただき、誠にありがとうございます。
次回の奉仕後、改めて、ご報告をさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
(スタッフ:ひるま)
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