アンナダーナ・プロジェクト（食事の奉仕）にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。
今週の食事の奉仕は、２月27日に500皿（第65回目）を配ることができました。
メニューはダール・チャーワル（豆のカレーとご飯、１皿45ルピー）です。
奉仕は引き続き、経済的に困窮する人々が暮らす地域を中心に、車両で移動しながら行っています。
２月の終わりを迎え、インドの各地では暑い夏が始まる前の束の間の過ごしやすい時が訪れています。
インドの季節は、１月〜２月の冬季（シシラ）、３月〜４月の春季（ヴァサンタ）、５月〜６月の夏季（グリーシュマ）、７月〜８月の雨季（ヴァルシャー）、９月〜10月の秋季（シャラダ）、11月〜12月の初冬（ヘーマンタ）の２ヶ月ごとに区切って考えられる場合があります。
これから迎える３月〜４月の春季（ヴァサンタ）は、１年の中でも特に過ごしやすい時期となります。
奉仕を行う首都のデリーでは、夏季は50度近い気温になることがある一方で、雨季には豪雨による冠水が発生し、秋季は気温が下がり始めるもまだ暑く、冬季には最低気温が５度を下回る上に大気汚染が深刻になるなど、厳しい自然環境が続きます。
３月〜４月の春季（ヴァサンタ）は心地の良い季節になり、天候も安定していることから、奉仕を行う地域に暮らす人々の多くが従事する外での労働も取り組みやすい時となります。
これを過ぎると酷暑の中での労働が長く続く時となり、心身ともに大きな負担を感じる時を迎えます。
昨今の気候変動により、多くの人々が不安定な環境の中での労働を余儀なくされている今、この時期を少しでも穏やかに過ごすことができるように願いを込めて奉仕の活動を行っています。
過ごしやすい時ではありますが、南インドではすでに高温によるアラートが出されている地域があるなど、迫り来る夏を懸念する状況もあります。
世界の自然が穏やかであり、万物が健やかに暮らすことを願いながら、今後も奉仕を継続していく計画です。
いつも温かいご協力をいただき、誠にありがとうございます。
次回の奉仕後、改めて、ご報告をさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
（スタッフ：ひるま）
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