सति मूले तद्विपाको जात्यायुर्भोगाः॥१३॥
Sati mūle tadvipāko jātyāyurbhogāḥ||13||
サティ ムーレー タッドヴィパーコー ジャーティヤーユルボーガーハ
根源が存在する限り、出生、寿命、経験が生じる。
簡単な解説:前節において、煩悩を根源とする行為の潜在的な印象(業遺存)は、それが強い場合、即座に現世において現れ、またそれが弱い場合、転生した来世において現れるであろうと説かれました。本節では、煩悩という根源がある限り、出生、寿命、経験が生じると説かれ、業遺存の根源である煩悩を断つことが輪廻からの解放をもたらすということが分かります。
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