ヴラタ(誓願)に勧められるカッドゥー・ハルワー(कद्दू हलवा)のレシピをご紹介いたします。
ナヴァラートリやエーカーダシーなど、インドではそれぞれの信仰に基づいて、さまざまなヴラタ(誓願)が行われます。ヴラタにおいて広く実践されるのが、断食や食の節制です。完全な断食を行うこともあれば、身体を浄化する果物や牛乳などの摂取は進んで行うこともあります。
インドには、こうしたヴラタの際に勧められるさまざまなレシピがあります。その一つ、カッドゥー・ハルワーをご紹介いたします。
カッドゥー・ハルヴァーは、かぼちゃを甘く煮たデザートの一種です。カッドゥー(कद्दू)はかぼちゃ、ハルワー(हलवा)は甘いお菓子を意味します。ハルワ、ハルヴァ、ハルヴァーなどとも呼ばれ、セモリナ粉や豆、野菜や果物などでできたものがあります。
★カッドゥー・ハルワー★
【材料】
・かぼちゃ:500グラム(皮を剥いて)
・牛乳:500ml(乳脂肪4%程度の加工していない牛乳)
・砂糖:125グラム
・カシューナッツ:大さじ1〜2
・カルダモンパウダー:小さじ1/2
・ギー:大さじ2〜3
【作り方】
・牛乳をフライパンに入れて火にかける。
・牛乳を火にかけている間、皮を剥いたかぼちゃを粗めにすりおろす。
・牛乳が沸騰したら、焦がさないように混ぜながら、強火で煮詰めていく。
・別のフライパンにギーを入れて温め、すりおろしたかぼちゃを2分ほど炒める。
・蓋をして4分ほどかぼちゃに火を通し、よく混ぜたら、さらに10分~12分ほど火を通す。
・かぼちゃに火が通り、柔らかくなったら、砂糖を加えてよく混ぜる。
・砂糖を加えた後は、水分が飛ぶまでよく炒める。
・牛乳が煮詰まって塊(コーヤー、マーワーなどと呼ばれる)ができてきたら、かぼちゃに加えてよく混ぜる。
・刻んだカシューナッツとカルダモンパウダーを加えてよく混ぜて、出来上がり。
※レーズンやアーモンドなど、お好みのドライフルーツを加えることもできます。
カッドゥー・ハルヴァーの作り方は、以下の動画が参考になります。
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