スピリチュアルインド雑貨SitaRama

ガネーシャ・ギリ

「場」について

少し前日本でも一時的なパワースポットブームがありましたが、パワースポットというのは、いわゆる場のいいところ、ということになるのだと思います。
たしかに場の問題は重要だと思います。いい場を訪れ、そこからエネルギーを受け取ったり、そこに住んだりすることは、たしかに人生に大きなよい影響を及ぼすのは間違いないと思います。
私は、ヨーガ行者のわりには鈍い方だと思いますが、それでも場の良しあしは結構わかります。
私が人生で初めて場の良さを感じたのは、インドでした。初めてインドを訪れた私は、有名なアジャンターでそれを感じたのです。
車から降りた時、「なんて優しい風が吹いているのだろう。」と思ったのです。ご存知の方が多いと思いますが、アジャンターは昔はヒンドゥー教や仏教の修行者たちが生活したところですが、今は「観光地」になっています。
しかし、修行者たちがいた2000年ほど前の場の波動が残っているのです。それが優しい風になっていたのでした。
私はそれ以来、場の良さをを計る基準が自分の中に出来ました。
その後すぐ訪れた、聖地ナースィクでも同じような場の良さを感じ、自分の中の感覚が確たるものになったのです。
ちなみに当然のことながら、世の中には国を問わず、場の悪いところも存在します。
しかし面白いのは、そのような場の悪いところに聖者たちが大勢集まって、良い場に変えてしまいそこが聖地になるというケースもあるということです。
実は私は場の良くない土地に住んでいます。場が悪いといっても私の家(マンション)の建っている狭い範囲です。
ここは昔(明治時代よりも昔と思われます)長期にわたりあるネガティブな儀式に使われた場所であるらしいことはわかっています。
住み始めて10年になるのですが、最初はかなり荒れた波動を持つ場所でした。
一般的に日本で場の悪いところに行う処方を試してみましたが、全く効き目がありませんでした。
しかし、ヨーガの師に「君には、ここに住んで場を良くする役割がある」と言われたのをきっかけにここに住み続けることに決めました。
以来瞑想やハタヨーガ、プージャなどを自分でやり続けると同時に、この場所で皆様にヨーガをお教えしています。
また生命の儀式をしたヤントラも数種類配置しています。
最初は酷い場所でしたが、今では少なくとも私の家の中に関しては、ヨーガをやるのに非常にふさわしい環境にまで回復しています。
場が完全に良くなるまでもう少し、時間がかかると思いますが、可能であればプチ聖地位になってくれればうれしいです。
次回はシヴァ派の聖地とヴィシュヌ派の聖地について書きます。
(文章:ガネーシャ・ギリ)
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「ガネーシャ・ギリによるインド占星術鑑定」
http://sitarama.jp/?pid=27375902
「ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス」
http://sitarama.jp/?pid=30583238
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