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ムドラー

ヴァジュラプラダマ・ムドラー

桜の便りが届き始め、日差しにはぬくもりを感じる心地の良い季節になりました。
春を迎え、これから新生活が始まろうとしている方も多くいらっしゃることと思います。
穏やかな陽気となる一方で、新しい生活においては、心が休まらず、気を揉むことも少なくありません。
先行きが見えない現在は、特に大きな不安を感じることが多くあります。

こうした日々の中で感じる不安を払拭する、あるムドラーの実践があります。
そのムドラーは、ヴァジュラプラダマ・ムドラーと呼ばれ、確固たる自信を育むムドラーとして実践されてきました。

このムドラーでは、まず胸の前で手を広げ、左右の手の指を交差させます。
親指は上に伸ばし、指を交差させた手の平を胸の方に向けておきます。
この手の形を胸の前で維持しながら、ゆっくりと呼吸をし、瞑想を行うのがヴァジュラプラダマ・ムドラーです。

私たちが不安を感じるさまざまな要因の中のひとつに、自信の欠如が挙げられます。
自分を信じる心を失うということは、心が自分自身の本質から離れていくことでもあります。
自分自身の本質は、神であり、この世界のすべてです。
そこから心が離れると、疑いや迷いが沸き起こり、大きな不安に支配されることも少なくありません。
このムドラーの実践は、心を自分自身の本質と結び付けるための大切な取り組みとなります。

このムドラーを組む胸のあたりは、アナーハタ・チャクラがある場所です。
アナーハタ・チャクラは、「心の座」ともいわれるように、愛情や感情が満ちる場所です。
そこで網を張り巡らすように左右の手を組む時、結合の情を育むことができます。
そこで得る繋がりは、私たちを本質に強く結びつけ、確固たる自信を育む力になります。

このムドラーの名前にあるヴァジュラには、雷という意味があります。
霊性修行において、その強力なエネルギーは、疑いや迷いを破壊する象徴として捉えられてきました。
また、ヴァジュラにはダイヤモンドという意味もあるように、決して壊れることのないその輝きは、自分自身の本質に例えられることがあります。

このムドラーを通じて、自分自身の本質に繋がるとき、疑いや迷いに打ち勝ち、決して壊れることのないその輝きを発することが可能になるはずです。
目まぐるしく変化する外界の中でも、心穏やかに過ごすことができるよう、こうした叡智を取り入れ、本質に安住することを努めたいと感じます。

(文章:ひるま)

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