新型コロナウイルス緊急アンナダーナにご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。
昨年の3月25日に始まった新型コロナウイルス感染拡大防止のためのインド全土の封鎖は、段階的な緩和が行われ、9月に第1波の感染拡大のピークを迎えました。
9月以降は減少傾向が続いていましたが、今年の3月以降に第2波が深刻となり、現在も予断を許さない状況が続いています。
これまでに累計感染者数は3125万人、死者数は41.9万人を超えました。
食事の奉仕は、7月17日に500皿(第119回目)、7月20日に500皿(第120回目)を配ることができました。
メニューはどちらもダール・チャーワル(豆のカレーとご飯、1皿45ルピー)です。
食事の奉仕を行う首都のデリーでは、感染状況がだいぶ改善し、今週、およそ半年ぶりに、死者数がゼロになった日がありました。
しかし、まだ感染状況が改善していない地域もあり、第3波は必ず来るといわれていることもあることから、油断は出来ない状況が続いています。
今回は、これまで継続してきた経済的に困窮する人々が暮らす地域を中心に、車両で移動しながらの奉仕を行いました。
皆様からたくさんの温かいお気持ちをいただき、コロナ禍以降、週に2回のペースで、これまでに500食の奉仕を120回(60,000食)ほど実施することができています。
感染拡大を防ぐために、日時や場所を事前に決めずに、車両で移動しながらの奉仕が続いていますが、どこでも配膳を始めればあっという間に準備した食事を配り終えてしまう状況です。
皆様の温かなお気持ちが詰まった1食に、救われた人が多くいることと思います。
およそ4か月にわたる雨季を迎えたインドでは、同時に聖なる4か月といわれる大きな祝祭が続く時を迎えています。
これからは神々を讃える祝祭が続く時となり、喜びが溢れる時となります。
苦しい状況が続く日々において、少しでも喜びを見出すことができるように、食事の奉仕を継続していきたいと思います。
この度の温かいご協力に、心より御礼申し上げます。
次回の奉仕後、改めて、ご報告をさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
(スタッフ:ひるま)
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