個人的な話で恐縮ですが、私ガネーシャギリは現在の家に2002年に引っ越してきたときに108体のガネーシャ像やガネーシャの絵を所有していました。
その頃はガネーシャのコレクションをしていて、インドに行く度に気に入った像や絵をたくさん購入していたのです。
結局ガネーシャは100体ちょっと集まったのですが、縁起の良い数にしようと、買い足して108という数にしたのです。
今の時代と違い、入魂の儀式をやってくれるところは日本ではみつからず、また入魂と言う概念も知ってはいたのですがあまり気にしておらず、すべて未入魂でした。
にもかかわらず、今思い返してみれば、私自身の運気や家全体の風水的な運気のようなものは、とても穏やかで落ち着いていたように感じます。
入魂していない神像は、ご神体としての効果は期待できないのですが聖賢によっては、未入魂でもクムクムなどをつけて祈ればその祈りは神に通じる、という方もおられます。
もしかしたら、100体を超えるガネーシャが何かの作用を及ぼしてくださっていたのかもしれません。
ガネーシャは占星術的には「ケートゥ」と関係するという考え方が一般的ですが実は「月」にも強力に作用しますし、「火星」に作用する場合もあります。
障碍除去だけのご利益でなく、守備範囲の広い神様なのです。多くの方に愛され信奉される理由がわかりますね。
ちなみにその後、(インド占星術でいう)金星期の影響が強くなるに従い、私自身がガネーシャ信仰から女神信仰に舵を切ったこともあり、ガネーシャ像は、ご希望の方々に少しずつ差し上げ、昨年最後まで残っていたバリ島産の100kg近いガネーシャ像を静岡のヨーガの先生に差し上げて、当時のものはすべてなくなりました。(現在はきちんと入魂したものを数柱お祀りしております。)
ガネーシャ像に纏わるとてもよい思い出です。
(文章:ガネーシャ・ギリ)
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ガネーシャ・ギリ氏共著 『インド占星術と運命改善法』
ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス
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