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雑記帳

心に灯る火

ろうそくに火をつけることや、お香を焚くこと、その火を灯すという行いは古くから、そしてあらゆる場所で行われています。ここインドでも、火が不純物を取り除き、清めの象徴であると、人々は火を灯すことを欠かしません。
そんなインドの人々にとって大切なのが、太陽への祈りです。新しい命を生み出し、育む、そして全てを浄化するその火のエネルギーは、創造、維持、破壊を司る、大切な役目を持つと信じられているからです。
毎日のヨーガのプラクティスの中で行われる太陽礼拝。今ではウォーミングアップとして取り入れられているそれも、本来は、天を支配しこの世を司る太陽へと祈りを捧げるために行われます。流れるようなその動きの中で体に生じた火は、不純なものを取り除き、強さを与え、活力をもたらすとされ、祈りを込めて、108回の太陽礼拝を行うことも稀ではありません。
12の体位からなる太陽礼拝は、天文学における12宮に対応しています。私たちの体は小宇宙であると言われるように、その礼拝は、大宇宙と照らすように続きます。また、ヨーガのアーサナは生物の数だけ存在すると言われるほど、その行いは常に自然と密接に繋がっています。
しっかりと足をついて、大地と繋がる。バランスをとりながら大宇宙と小宇宙との一体を得る。前屈、後屈、その動と静の間で現在という瞬間に気づく。一つ一つの動きを祈りとし、太陽へ、そして自然へと捧げるためのヨーガのプラクティス、そしてそこから得られる人々の心は、荒れる自然の中でも花がそこにあるだけで美しいのと同じです。それは、混沌とした社会の中にいても、揺るがない強さ、正しさ、美しさをいつも見せています。
太陽がそうであるように、輝きというのは、終わることもなく始まることもなく個の内側に存在しているといわれています。ヨーガの行いはその輝きを見つめ、満たすことであり、そして引き出された輝きは太陽のようにこの世を照らしています。
日々の生活の中でつい見失ってしまう、心に灯る火。その火を灯し続けられるよう、今日もヨーガに励んでいます。
(文章:ひるま)

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