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ムドラー

ウッタラボーディ・ムドラー

人生のさまざまな出来事に翻弄される私たちは、日々の一瞬一瞬において思い悩むことが少なくありません。
しかし、霊性修行とともに歩む時、そんな人生も自分自身の本質を知るための大切な機会として生きることができます。
その方法の一つに、ウッタラボーディ・ムドラーの実践があります。

ウッタラボーディ・ムドラーは、悟りのムドラーと呼ばれる高尚なムドラーです。
ウッタラには「上向き」、ボーディには「目覚めに近い」といった意味があり、このムドラーは、エネルギーを上方に動かしながら、悟りに近づくことを目的とするムドラーとして実践されます。

ウッタラボーディ・ムドラーでは、まず左右の親指と人差し指を伸ばし、ぴったりと合わせます。
左右の中指、薬指、小指はそれぞれ交差させます。
こうして組んだ手の形を、親指が下方、人差し指が上方を向くようにして、お腹のあたりで組むのがウッタラボーディ・ムドラーです。

親指は火、人差し指は風、中指は空、薬指は地、小指は水というように、5本の指にはそれぞれ5元素の象徴があります。
このムドラーにおいて、合わせた左右の親指(火)をお腹のあたりで組む時、火のエネルギーが活性化し、そのエネルギーは伸ばした人差し指(風)によって上方へと吹いていきます。

お腹のあたりには、火の要素を持ち消化を司るマニプーラ・チャクラがあります。
「宝石の都市」とも呼ばれるこのチャクラは、太陽が万物にエネルギーを注ぐように輝き、私たちに自信を与えてくれると信じられてきました。
消化の火を司るこのチャクラが活性化すると、例えば、不安のようなネガティブなエネルギーすらも消化できるようになると伝えられます。

こうしたエネルギーと向き合うウッタラボーディ・ムドラーは、不安を払拭して自信を高めるムドラーとしても実践されてきました。
不安という感情は、私たちを自分自身の本質から遠ざける、世俗的な欲望や愛着を強く抱くときに感じやすいものです。
このムドラーを通じ、内なる世界で太陽のように光り輝く崇高なエネルギーが高まる時、世俗的な欲望や愛着を焼き尽くし、私たちは自分自身の本質に気づくためのより高貴な目的に向かって進むことができるようになります。

こうしたムドラーの実践は、日々を強く歩むための力を与えてくれるだけでなく、人生を生きる真の目的を見せてくれるものでもあります。
究極の悟りを得る機会として日々を生きることができるように、価値ある叡智とともに与えられた日々を大切に過ごしたいと感じます。

(文章:ひるま)

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