新型コロナウイルス緊急アンナダーナにご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。
今週の食事の奉仕は、11月８日に500皿（第199回目）を配ることができました。
メニューはダール・チャーワル（豆のカレーとご飯、１皿45ルピー）です。
奉仕は引き続き、経済的に困窮する人々が暮らす地域を中心に、車両で移動しながら行っています。
秋の祝祭シーズンを終えたインドでは、季節が変わろうとしています。
特に北インドではこれから気温が下がるにつれ有害物質が停滞するようになり、首都デリーでは大気汚染が深刻になる時となりましたが、先週末からとりわけ大気汚染指数が悪化し、教育機関が閉鎖になる期間がありました。
デリーへのトラックやディーゼル車の乗り入れが禁止になるなど、奉仕を行う地域に暮らす人々の多くが従事する建設作業にも影響が出始めています。
何より、一日中外で労働を行う人々がこうした被害を特に多く被り、呼吸器系疾患や循環器系疾患を抱える人々が多くいると伝えられます。
コロナ禍を経て、生活はようやく前に進み始めていますが、多くの困難の中での歩みを余儀なくされています。
経済的に困窮する人々は、衛生的で健康的な生活を送ることが難しい場合も多く、個人の努力だけでは生活の悪循環から抜け出せないことが多くあります。
誰もが健康で豊かな生活を享受できるように、私たち自身も消費者としての行動を考えながら過ごす必要があることを実感させられます。
奉仕を通じてこうした問題に向き合い、小さくても私たちの行為は社会を動かす大きな力を持っているということを心に留めながら、社会に幸福が広がるように行動することを努めたいと思います。
いつも温かいご協力をいただき、誠にありがとうございます。
次回の奉仕後、改めて、ご報告をさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
（スタッフ：ひるま）
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