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雑記帳

3つのシャクティ

宇宙全体を動かす根源の力であるシャクティ。
そのシャクティには、イッチャー(意志)、ジュニャーナ(知識)、クリヤー(行動)という3つがあることが伝えられます。
私たちも、このイッチャー、ジュニャーナ、クリヤーという3つのシャクティを与えられています。

たとえば、食事という行為をとっても、この3つのシャクティを理解することができます。
私たちが空腹を感じる時、そこでは食事をしようというイッチャー(意志)が働きます。
そして、ジュニャーナ(知識)が働くと、適切な栄養素をとるために必要な食事を考えることができます。
そこでクリヤー(行動)が働くと、買い物をしたり、調理をしたりして、食事をとることが可能になります。

この3つのシャクティがうまく働かなければ、私たちは食事をすることはできません。
食事はできたとしても、心身や環境にとって好ましくないものを食する可能性があります。
状況によっては困難な場合もありますが、健康的で環境にも良い食事をするには、しっかりとジュニャーナ(知識)を働かせる必要があります。

それを象徴するある神格が存在します。
それは、シヴァ神の息子であり、ガネーシャ神の兄弟にあたるカールッティケーヤ神です。
カールッティケーヤ神は、霊的探究の守り神として崇められる存在です。

そんなカールッティケーヤ神には、ヴァッリーとデーヴァセーナーという妻がいることが知られます。
この3者こそ、3つのシャクティを象徴するとされる存在です。
それぞれ、カールッティケーヤ神がジュニャーナ(知識)を、ヴァッリーがイッチャー(意志)を、デーヴァセーナーがクリヤー(行動)をあらわすとされます。

ヴァッリーとデーヴァセーナーは、カールッティケーヤ神を中心に、その両脇で寄り添うように佇みます。
これは、私たちがイッチャー(意志)とクリヤー(行動)をジュニャーナ(知識)に向け、人生を歩む必要があることを伝えています。

カールッティケーヤ神は、母であるパールヴァティー女神が与えた知識を象徴する槍を手に、凶悪な悪魔を倒しました。
この槍の長い柄は長年の学びを、槍の広がった部分は全体を見ることのできる理解力を、そして槍の先端の尖った部分は神々に向けられる献身を象徴するといわれます。

そんなジュニャーナ(知識)を中心に据えることで、私たちはイッチャー(意志)とクリヤー(行動)をうまく活用し、人生の障壁を乗り越えまっすぐに歩んでいくことが可能になります。
霊的探求の守り神として崇められるカールッティケーヤ神は、その意味を大切に示しながら、私たちの歩みを崇高な目的に向けて守り続けています。

(文章:ひるま)

※カールッティケーヤ神とその妻については、この他にもさまざまに異なる言い伝えがあります。

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