ポストコロナ福祉活動支援募金にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。
3月11日に、首都デリーで動物の保護活動を行なっている施設へ、第15回目の医療物資の支援を行うことができました。
獣医師の指導のもと、今回はRs.44,950(約72,900円)の医療物資を手配し、配送料を含め、支払った金額はRs.45,450(約73,700円)となっています。
今回の医療物資は、前回から約3ヶ月半でのお届けとなりました。
医療物資は、怪我をした動物や病気を患っている動物のための治療薬が主なものとなっています。
現在、保護施設では犬を中心に、猫や野鳥、牛やロバなど、400頭以上の動物が保護されています。
写真は施設の1階部分のみになり、主に怪我をした動物や衰弱している動物が暮らしている場所になります。
2階以上には、立ち入りが勧められていないため、写真がなく申し訳ございませんが、感染症などを患う動物が隔離されています。
保護施設では、要請を受けて動物を保護しに行くこともありますが、飼い主のいない怪我をした動物を施設まで連れてくれる人もいます。
獣医師が善意で毎日のように手術や治療を行なっていますが、コロナ禍により、近くで動物の保護活動を行っていた団体が活動を続けることができなくなったことが影響し、負担がとても大きくなっています。
動物を収容しきれなくなる時もあるため、元気になった動物は仕方なく元の縄張りに帰すこともあります。
インドでは、飼い主のいない動物も地域住民によってお世話されることが多く、動物たちと共存する豊かな面を見ることができます。
しかし、咬傷事故や狂犬病といった多くの課題もあり、保護活動を通じた避妊なども進むようになっています。
この支援募金は、交通事故や縄張り争いによって治療が必要になった動物たちの医療物資の支援となりますが、動物たちの苦痛が少しでも和らぎ、健やかに過ごすことができるように活動を支えていければと思います。
保護施設では、餌は十分に確保ができているため、引き続き、その時に必要な医療物資を獣医師と確認しながら、支援を行っていく計画です。
この度の温かいご協力に、心より御礼申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
(スタッフ:ひるま)
コメント