アンナダーナ・プロジェクト（食事の奉仕）にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。
今週の食事の奉仕は、９月12日に500皿（第41回目）を配ることができました。
メニューはダール・チャーワル（豆のカレーとご飯、１皿45ルピー）です。
奉仕は引き続き、経済的に困窮する人々が暮らす地域を中心に、車両で移動しながら行っています。
コロナ禍を経て、世界的に物価高が問題になっていますが、インドも同様です。
今年に入ってからは物価の上昇が落ち着いていましたが、６月から７月の雨季の始まりにおいて続いた天候不順の影響により食料品価格が高騰し、７月には15ヶ月ぶりに７％を超えるインフレ率になりました。
８月には６%台に落ち着いていますが、天候不順の影響は大きく、今後も物価高の状況が続くと見られています。
一方で、食事の奉仕を行う首都のデリーは、８月のインフレ率が３％と、インドの中でもっとも低かったと伝えられています。
それでも、厳しい生活環境の中で日々をやりくりする人々の表情には、極度のストレスが見えることが多くあります。
子どもたちの元気な姿にはこちらも明るい気持ちになりますが、奉仕の１食を通じて人々が少しでも心安らぐ時を過ごし、前進する力を得ることができるようにと願ってなりません。
９月に入り、暑い日が続いているインドでも少しずつ季節の変わり目を感じる頃となります。
これからは特に大きな祝祭が続く時となりますが、皆様の温かいお気持ちとともに、こうした日々に明るい力を生み出しながら進んでいきたいと思います。
今後も経済的に困窮する人々が暮らす地域を中心に、奉仕を継続していく計画です。
いつも温かいご協力をいただき、誠にありがとうございます。
次回の奉仕後、改めて、ご報告をさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
（スタッフ：ひるま）
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