アンナダーナ・プロジェクト（食事の奉仕）にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。
今週の食事の奉仕は、10月３日に500皿（第44回目）を配ることができました。
メニューはダール・チャーワル（豆のカレーとご飯、１皿45ルピー）です。
奉仕は引き続き、経済的に困窮する人々が暮らす地域を中心に、車両で移動しながら行っています。
今週の食事の奉仕は、先祖供養の期間となるピトリ・パクシャの期間中となりました。
今年は９月30日から10月14日まで、この先祖供養の期間となるピトリ・パクシャを迎えています。
現在はチャトゥルマーサ（聖なる４ヶ月）と呼ばれる大きな祝祭が続く喜ばしい時にあたりますが、この先祖供養の約２週間は、賑やかな祝祭の雰囲気から一転、穏やかで静寂な時間が流れます。
ピトリ・パクシャにおいては、困っている人々や必要とする人々へ、進んで手を差し伸べることが勧められてきました。
この間に為される布施や寄付は、先祖への供養になると伝えられていることに理由があります。
それはまた、自分自身や社会全体をより良い道へと導く大切な意味が含まれています。
コロナ禍を経て懸命に生きる人々が多くいる中、この価値ある時に食事の奉仕を行うことができましたこと、与えられた機会に感謝をしながら奉仕を行っています。
さまざまな文化が絡み合いながら生きるインドでは、自発的な布施の伝統が多様な社会を支える貴重な文化として古来から続いてきました。
このような文化や伝統は、私たちを精神的に豊かに成長させてくれる価値ある機会を与えてくれるものでもあります。
目まぐるしく変化する社会の中でも、こうして受け継がれる伝統に学びながら、家族や社会の平和を願い、今後も積極的に活動して行きたいと思います。
いつも温かいご協力をいただき、誠にありがとうございます。
次回の奉仕後、改めて、ご報告をさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
（スタッフ：ひるま）
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