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ガネーシャ・ギリ

コラム上ヨーガ講座(参考技法編)・バストリカ

前回のコラムで、バストリカ(ふいご呼吸法)の時に起こる現象を書かせていただきました。意外に反響が大きくて驚いております。
そのため、今回はバストリカのやり方のご説明をさせていただきます。なお、この呼吸法はかなり高度であるため、実践用ではなく、参考技法としてご紹介いたします。
ヨーガ初心者の方には難しいので、独習は不可能ではありませんが、その場合は自己責任の範囲内で実践をお願いします。
なお、全てのバストリカを含むすべての呼吸法は、それぞれの指導者の考え方により、様々なやり方が存在します。そしてそれぞれのやり方全てに、技法としての魅力があります。
鼻先で大きな音を立てるようにして、鼻から息を激しく出し入れするという形がバストリカの基本的な形になります(そうでないやり方もあり得ます。)
バストリカは、カパーラバーティという浄化法とほぼ同じやり方をとっているところもありますが、まったく異なるやり方を採用している場合もあります。
実践の際、胸式での呼吸にならないように注意するといいかもしれません。
胸式になると頭にエネルギーが昇り易くなります。神秘体験をしたい場合には効果があるかもしれません。しかし、過呼吸により失神などの可能性も無いとは言い切れません。
心身を自分のコントロール下に置きたいと思われるのであれば、やはり腹式でやったほうがよいでしょう。
数呼吸ほどして、大きく息を吸い込んで止めます。苦しくなったら、ウッジャーイという呼吸法で息を吐いて行くのですが、お分かりにならない方は、「息をゆっくり吐く」でも大丈夫でしょう。
さらに高度な技法になれば、様々なテクニックを併用するのですが、基本的なやり方としては以上です。
説明するとシンプルですが、実際には相当高度なものです。私(ガネーシャ・ギリ)が教室でお教えしている方々で、バストリカが上手いと言える方は、この6年間で、まだ2〜3人しかおられません。
しかし、たとえ50%の完成度であっても、実践の度に50%の効果が心身に沁み渡るのがヨーガの魅力でもあります。こつこつ実践されるのが肝要だと感じます。
バストリカは、ヨーガの技法の中でも特に古い歴史を持つもののひとつであると考えられます。ヨーガ実践者は時間をかけてもぜひ極めたい技法のひとつですね。
(文章:ガネーシャ・ギリ)
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「ガネーシャ・ギリによるインド占星術鑑定」
http://sitarama.jp/?pid=27375902
「ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス」
http://sitarama.jp/?pid=30583238
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