アンナダーナ・プロジェクト（食事の奉仕）にご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。
今週の食事の奉仕は、２月13日に500皿（第63回目）を配ることができました。
メニューはダール・チャーワル（豆のカレーとご飯、１皿45ルピー）です。
奉仕は引き続き、経済的に困窮する人々が暮らす地域を中心に、車両で移動しながら行っています。
インドでは、２月14日に春の到来を祝福するヴァサンタ・パンチャミーが祝福されました。
ヴァサンタ・パンチャミーは、新たな季節の始まりにおいて、豊かな実りを願う吉日でもあります。
そんな中、奉仕を行う首都のデリーでは、今週に農民による抗議活動が大きくなりました。
農作物の価格保証やローンの免除など、農民の要求について合意が得られなかったことに理由があります。
毎年、多くの農民が貧困や借金などを理由に自ら命を断つという心の痛むニュースが伝えられる中、近年では気候変動による不安定な天候の影響で、農民の生活の厳しさは深刻さを増していると伝えられています。
インドでは食べ物を寄付することは何よりも価値ある行為であると考えられていますが、こうして得られる食事も、大変な労働の中で食料を生産する農家の人々の力があることに感謝せずにはいられません。
これから気候変動による影響がますます大きくなることが懸念される中、万物が健やかに暮らすことができる社会になるように、私たち自身も生活のあり方を見直しながら日々を過ごすことを努めたいと感じさせられます。
社会にはさまざまな課題がありますが、皆様のあたたかなお気持ちとともに明るいエネルギーを生み出し続けることができるように、今後も奉仕の活動を積極的に努めていく所存です。
インドにおいて大切に受け継がれる、社会的な実践において達成される霊的修行の価値を、奉仕を通じて見出していければと思います。
いつも温かいご協力をいただき、誠にありがとうございます。
次回の奉仕後、改めて、ご報告をさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
（スタッフ：ひるま）
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