2017年2月7日はエーカーダシーの吉日です。月の満ち欠けのそれぞれ11日目に訪れるエーカーダシーは、ヴィシュヌ神に捧げられる日となり、断食や瞑想を行うことが勧められます。
マーガ月(1~2月)の新月から11日目にあたるこのエーカーダシーは、ジャヤ・エーカーダシー、またはビーシュマ・エーカーダシーとして知られます。一説には、叙事詩マハーバーラタにおいて、闘いの後、死の床にあるビーシュマが、ヴィシュヌ神の1000の御名(ヴィシュヌ・サハスラナーマム)を伝えたのがこの日であるとされ、ヴィシュヌ・サハスラナーマムの誕生の日であると信じられています。
ヴィシュヌ・サハスラナーマムは、ヴィシュヌの千の御名(みな)という意味です。実際には、1031の御名があり、いくつかの繰り返しも含まれていますが、ヴィシュヌ派には欠かすことのできない非常に重要なサハスラナーマムです。
ヴィシュヌ・サハスラナーマムは、有名な叙事詩マハーバーラタに記述されています。その功徳は、マハーバーラタやその他の経典でも多く述べられ、厄除開運、健康長寿、必勝祈願などで知られています。その他、精神の浄化、心の平安、瞑想に適した内的バランスをもたらすと信じられています。
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