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雑記帳

聖なる周期

今年もいよいよ終わりに近づいていますが、一年間、皆さまにはいろいろとお世話になり誠にありがとうございました。
大晦日には、実家に帰省し、ゆっくり過ごされている方も多いかと思いますが、一年の疲れを十分に癒し、よいお年を迎えられますよう、心よりお祈り申し上げます。
大晦日には、108回の除夜の鐘が恒例ですが、今回は、吉兆数とも言われる108や1008について、以前取り上げたブログとは別の角度から見ていきたいと思います。
私たちとは切っても切り離すことのできない間柄の「時間」には、この吉兆数の倍数で示される周期が存在します。ここでは、108や1008を単位とした時間について、ご紹介していきたいと思います。
まず、時間の最小単位として「秒」を見てみましょう。
108秒を100倍すると、10,800秒で、これは3時間となります。
3時間は、1日24時間の8分の1の長さで、3時間単位で生活リズムを整えると、生活にメリハリが出てきやすくなると思います。
授業や試験をはじめ、映画、テレビ、公演など、長くても3時間を目処に行われる催し物も多いかと思います。
次に、「分」で見てみましょう。
1,008分を10倍すると、10,080分で、これは7日間となります。
1週間をひとつの周期として生活することは、もはや私たちの生活リズムと切り離すことはできません。
1週間を10,080分間と考えてみると、1週間も神聖なものに思えてきますね。
次に、「時」で見てみましょう。
1,008時間を日にちに換算すると、42日間となります。
42日間は、1マンダラに相当すると言われます。
1マンダラとは、ジャパや願掛けなどによる行為が成就する期間といわれています。そのため、マントラ行や、願掛けを行う場合、少なくとも42日間は続ける必要があるといわれています。
次に、「日」で見てみましょう。
108を10倍した1,080日は、およそ3年間となります。
3年間は、人間の成長過程で重要な単位です。教育課程においても、3〜6歳までは幼児教育、6〜12歳までは初等教育、12〜15歳までは中等教育、15〜18歳までは高等教育というように、3年単位で行われます。
石の上にも三年、茨の中にも三年の辛抱などの諺もあるように、何か物事を始めたら、少なくとも1,080日間は辛抱することも必要なのでしょうね。
最後に、「月」で見てみましょう。
月を年に換算すると、1,008ヶ月は84年間、1,080ヶ月は90年間となります。こうしてみると、人生の最大の1周期は、およそ1,008ヶ月〜1,080ヶ月と見ることができるかもしれません。
以上は、108や1008を用いた数遊びに過ぎないかも知れませんが、中途半端な数と思われる108や1008が、見方を変えると、実は区切りの良い数になっていることに驚かされます。
実は、私たちが求めてやまない真理も、この吉兆数のように、普段は気がつかない物事の裡に悠然と存在しているのかもしれません。
この1年間、お世話になり誠にありがとうございました。
皆さまどうぞ良いお年をお迎えください。

コメント

    • きーまい
    • 2011.01.01 2:45am

    以前からサイトは眺めていましたが、今回初めてCDとマーラーを購入しました。店長さんの聖なる周期のお話とても納得できました。一年のはじめに素敵なお話に出会えてなんだか嬉しいです。

    • SitaRama
    • 2011.01.02 9:28am

    きーまい様
    新年あけましておめでとうございます。
    ブログの記事は、少しでもお楽しみいただければ幸いです。
    今年もきーまい様にとって良い年となりますように、お祈りしております。

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