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雑記帳

春の到来と結婚式

2月8日、春の到来を告げるヴァサント・パンチャミーに合わせて、リシケシの街はそんな結婚式に溢れかえりました。インドの結婚式はこういった暦に合わせ、本当に良い日のみに行われます。そのため、祝日ともなればあちこちで一斉に結婚式が行われ、街中がお祝いモード。今回は私も、知人の結婚式に出席してきました。
まず、インドの結婚式は体力勝負です。最低でも3日間は続く、食べる・踊る・歌う・祈るの結婚の儀式に、終わるころには誰もがへとへとに疲れきって、皆の眼はうつろ。それでも祝い続けるインドの人々の姿は、私も負けずにこの人生を楽しまなければ!という意欲に漲らせてくれるほど、笑いと感動を与えてくれます。
インドの結婚式は花嫁側と花婿側とでだいぶ違い、花嫁と花婿が一緒になるまでにも、それぞれの側にたくさんの段取りがあります。花婿は花で飾られた車に乗って登場しますが、時には馬に乗ってやってきたりすることも。そしてそれを囲む楽器隊と、友人たちや親せき、通りかかった人たちによるダンス隊が続き、街はそこら中が渋滞化。100mおきに結婚式と言っても過言ではないくらいなので、街中が電飾に彩られ、ダンスミュージックに人々の歓声と、もうじっとなんてしていられません。
しかし、どんなに豪勢な結婚式でも、写真に写る花嫁に笑顔は少なく、見ていると切なくなることがあります。女性はみな、想像を上回るほどの金や家具などの嫁入り道具(ダウリー=持参金)とともに、生まれ育った環境をすべて捨て、男性のもとへと嫁がねばなりません。ダウリー(=持参金)が根強く残るインドの社会では、女性をお嫁に出す家族は命懸けだといいます。でも友人は、「お嫁に出てしまえばこれからの責任は全て夫側が持つから、もう家族に心配をかけることはない」と小さな声で言いました。
結婚という幸せの絶頂の中でも、女性の胸だけに秘められた強い想いがあります。だから、インドの女性は本当に強くたくましい。春の到来とともに、新たな人生をスタートする彼女たち。いつまでも幸せでいることを祈るばかりです。
(文章:ひるま)

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