新型コロナウイルス緊急アンナダーナにご協力をいただいております皆様、誠にありがとうございます。
昨年の3月25日に始まった新型コロナウイルス感染拡大防止のためのインド全土の封鎖は、段階的な緩和が行われ、9月に第1波の感染拡大のピークを迎えました。
9月以降は減少傾向が続いていましたが、今年の3月以降に第2波が深刻となり、現在は改善するも油断はできない状況が続いています。
これまでに累計感染者数は3476万人、死者数は47.8万人を超えました。
食事の奉仕は、12月21日に500皿(第154回目)を配ることができました。
メニューはダール・チャーワル(豆のカレーとご飯、1皿45ルピー)です。
奉仕は引き続き、経済的に困窮する人々が暮らす地域を中心に、車両で移動しながら行っています。
日本では冬至を過ぎましたが、インドも一年の中でもっとも寒い時期を迎えています。
食事の奉仕を行う首都のデリーでは、日中は20度を超えることもあり暖かくなりますが、最低気温は5度を下回る日も出てきました。
先の見えない不安定な生活が続く中、厳しい寒さが苦しい生活に追い打ちをかけています。
現在はパック詰めした食事を奉仕しているため、温かな食事を届けることはできませんが、皆様の温かなお気持ちが届くことを願いながら奉仕を行っています。
現在、インドでは感染状況は落ち着いていますが、オミクロン株の感染確認が相次いでいます。
デリーでは、クリスマスや新年の集会が禁止されました。
第3波は避けられないと、これから対策が厳しくなる可能性もあります。
まだまだ先の見えない暗い時が続きますが、今後も食事の奉仕を通じて、少しでも社会に光を届けることができるように活動していく予定です。
この度の温かいご協力に、心より御礼申し上げます。
次回の奉仕後、改めて、ご報告をさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
(スタッフ:ひるま)
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