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雑記帳

経典に触れる

時間の許す限り、経典を読みふける日々を過ごしています。中でも「神の詩・バガヴァッド・ギーター」に触れることは、毎日の中で欠かすことができない行いの一つであり、それは一瞬一瞬に至福を与え日々を実に神聖なものとしてゆきます。そしてギーター・ジャヤンティーを迎え、神の詩が響き渡る今週は、いつも以上に人々の喜びと神聖さに満ちた日々が続いているように思います。
何千年と語り継がれてきた経典には、自分自身を理解するための詳細な術が記されていると深く実感しています。とりわけこの至高者によって語られた「真実」である神の詩は、日々の行いの中で、自分自身を混乱に招く様々に生じる疑いや恐れを静かに取り払っていくようです。その過程で得る気づきはどんなものにも増して深いものであり、自分自身と真実を理解し、そして一つに繋げるための中心にあるものに他ありません。
以下はバガヴァッド・ギーターの重要な4節として知られる「チャトル・シュローキー」の一節です。(11節部分)
常にわたしを信じ そして愛する者たちに
わたしは真実を見る力を与える
わたしと彼らが一つであるという真実を。
それによって彼らはわたしのもとに来るであろう
彼らへの慈悲を施すため
わたしはそれぞれの胸に宿り
叡智の光と言う輝きによって
無知から生じた闇を破るのだ
(バガヴァッド・ギーター10章10−11節)
生と死や富と貧、ここでこの究極な世界を目撃しながら「生」と向き合い生きる日々においては、その神の言葉なしに生活が成り立つことはありません。だからこそ、これほどまでに神を側に感じ、平安に満ちた日々がここにあるのだと感じます。
そして神の詩は、その時その時に必要な答えを忠実に与えてくれるように思います。日々の行いの中で、まさに心の闇を破り去る美しいその詩句が今日も私を惹きつけてなりません。何千年と人々の心の拠り所となってきた神の詩と共に今日もこうしてあることが本当に嬉しく、そして深く感謝を捧げています。
皆様にとって神聖なギーター・ジャヤンティーの日となりますこと、心よりお祈りしております。
(文章:ひるま)

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