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雑記帳

祈りが繋ぐもの

世界中を大きな祈りに包み込んだ東日本大震災から、4年が経とうとしています。あの時もここインドで、春の穏やかな気候の中、平穏な日々を過ごしていました。そして舞い込んだニュースは、耳を疑うものばかりであったことを思い出します。
とても辛く悲しいニュースばかりでしたが、ここインドの人々にたくさんの優しさを与えられました。見知らぬ人にまで、日本は大丈夫かと、幾度となく声をかけられました。この時ほど、人々を近くに、そしてその一体感を感じたことはありません。
そして、たくさんの人々が深い祈りを捧げていました。それはここインドだけではなかったはずです。まるで、この大きな世界が一つになろうとしているように感じたことを覚えています。
他のために祈る時、他のために行動する時、自我は消え失せ、自分自身の本来の姿が生み出されます。それは、何よりも幸せと安らぎに満ちているものであり、その安定は世界を一つに繋ぐものであることを霊性を育む教えに学びました。
私たちは日々、快適で豊かな生活を求め休むことなく活動しています。自分の欲しいものを手にするために、私たちの自我は大きくなるばかりです。そうして生み出される人々の苦悩はこの世界へと伝わり、更に大きな苦悩となって私たちに学びの機会を与えます。
私たちは常に、この大自然を含めた、大きな存在の下で生かされていることに気づいていなければなりません。他を思いながら、その気づきが生み出す深い安らぎは、私たちとこの世界を大きな平安に包みこむものです。それは、物質主義の波が押し寄せても、大自然や神々を日々礼拝し続けるインドの人々の姿に学んだことです。
こうして訪れる3月11日は、あの時学んだ祈りを、日々の中で実践しなければならないと改めて気づかせてくれるものです。深い悲しみの中でも、あの祈りには、世界が一つに繋がった大きな希望があるものでした。その祈りを生かすことが、今を生きる私たちの努めにも他ありません。一人一人の深い気づきによって、この世界がどんな時も平安にあるよう心から願っています。
(文章:ひるま)

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