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バガヴァッド・ギーター第10章

バガヴァッド・ギーター第10章第32節

バガヴァッド・ギーター

インド古典中もっとも有名なバガヴァッド・ギーターのサンスクリット原典講読です。
インドの霊的文化の支柱となる本書を、サンスクリット語の学習をしながらお楽しみください。

सर्गाणाम् आदिर् अन्तश्च
sargāṇām ādir antaśca
サルガーナーム アーディル アンタシュチャ
創造の原初であり、終わりである

sargāṇām【男性・複数・属格 sarga】[~らの、~らにとって]発射;噴出、流れ;一陣(の風);(駿馬を)出発させること;競争;放たれた獣群;大軍;創造;創造物(神的存在、神)生得の性質、気質;決心、目的、意志;節、篇
ādis【男性・単数・主格 ādi】[~は、~が]始、初;最初、始め
antas【男性・単数・主格 anta】[~は、~が]端、縁辺、限界;近接;終局;死;末尾の文字、最後の文字[文法];(属格)の最高点、〜の極致;結論;解決、決定;条件;内部;(―゜)をもって終わること
ca【接続詞】そして、また、~と

मध्यं चैवाहम् अर्जुन ।
madhyaṁ caivāham arjuna |
マディヤン チャイヴァーハム アルジュナ
そして私は中間である、アルジュナよ

madhyam【中性・単数・主格 madhya】中央の、中心の、中間の
ca【接続詞】そして、また、~と
eva【副詞】実に、真に(強意を表す。しばしば虚辞として使用)
aham【単数・主格、一人称代名詞 mad】[~は、~が]私
arjunas【男性・単数・主格 arjuna】[〜は、〜が]アルジュナ

अध्यात्मविद्या विद्यानां
adhyātmavidyā vidyānāṁ
アディヤートマヴィディヤー ヴィディヤーナーン
知識における自己(アートマン)に関する知識である

adhyātmavidyā【女性・単数・主格 adhyātmavidyā(=adhyātmajñāna】[~は、~が]宇宙精神の学;我に関する智
vidyānām【女性・複数・属格 vidyā】[~らの、~らにとって]知識、学問、学術(とくに三ヴェーダの知識);呪法、呪術;呪文

वादः प्रवदताम् अहम् ॥
vādaḥ pravadatām aham ||
ヴァーダハ プラヴァダターム アハム
私は話者における言葉である

vādas【男性・単数・主格 vāda】[~は、~が]談話、発言、陳述;(―゜)に関して話すこと・述べること;相談;提議、主題;討論、議論、論難;(―゜)に関する論争;(―゜)に関する同意;叫び、鳴き声(獣または鳥の);音(楽器の) 【形容詞】(―゜)を語る;響かせる、演奏する
pravadatām【男性・複数・属格・現在分詞 pra√vad】[~らの、~らにとって][~している]話し出す、発言する、語る、公言する、宣言する;(鳥獣が)声をあげる;(水が)噴出する;断言する、肯定する;(対格)が(対格)であると告げる、称する;(具格)の価格で売ろうと言う
aham【単数・主格、一人称代名詞 mad】[~は、~が]私

सर्गाणामादिरन्तश्च मध्यं चैवाहमर्जुन ।
अध्यात्मविद्या विद्यानां वादः प्रवदतामहम् ॥३२॥
sargāṇāmādirantaśca madhyaṁ caivāhamarjuna |
adhyātmavidyā vidyānāṁ vādaḥ pravadatāmaham ||32||
そしてアルジュナよ、私は創造の原初であり、中間であり、終わりである。
私は知識における自己(アートマン)に関する知識であり、話者における言葉である。

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