人々は、誰しもが豊かな生活を望んでいます。しかし、人生は困難に満ちたものであり、悪意に満ちた想念によって、わたしたちの思考はネガティブな影響を受けがちです。少し進展があっても、嫉妬や敵対する影響を防ぐことなしに、さらなる進展は望めません。
このような悪い影響を防ぐために、先代の聖者たちは、神々の防具であるカヴァチャを創り出しました。神々のカヴァチャに耳を澄ませ、また唱えることにより、絶えず悩まし続ける悪意、敵対する勢力からの影響を、強力なマントラの波動により防御します。
悪い影響を防ぐためのマントラのひとつに、シュリー・スダルシャナ・カヴァチャムがあります。スダルシャナは、悪を罰するためのヴィシュヌ神の武器であると考えられ、太陽の純粋な炎から造られていると信じられます。それは、あらゆるネガティブさ、病、不幸などを寄せ付けない神聖な炎の旋回輪をあらわしています。
他の神々の武器と同じように、スダルシャナも後に神格化され、障害を滅ぼし、豊かな人生を送ることができるようとの崇拝の対象となっています。スダルシャナ・マントラは、ライバルに打ち克ったり、予期しない困難を乗り越えるために唱えられます。ポジティブなエネルギーに溢れ、悩みや心配を克服し、自信に満ちた毎日が送れるよう、スダルシャナ神に祈りを捧げます。
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