न चैतद् विद्मः कतरन् नो गरीयो
na caitad vidmaḥ kataran no garīyo
ナ チャイタド ヴィドマハ カタラン ノー ガリーヨー
そして私たちはこれを知らない、私たちにとってどちらがより重要なのか
na【否定辞】〜でない
ca【接続詞】そして、また、〜と
etat【中性・単数・対格、指示代名詞 etad】これを
vidmas【一人称・複数・パラスマイパダ・現在 √vid】私たちは知る、私たちは理解する、私たちは分かる
katarat【中性・両数・対格、疑問代名詞 katara】(二者の中の)誰か、いずれか、どれか
nas【属格・複数、一人称代名詞(附帯形) asmad】私たちにとって
garīyas【中性・単数・対格、比較級】より尊い、より価値がある、より重要な
यद् वा जयेम यदि वा नो जयेयुः ।
yad vā jayema yadi vā no jayeyuḥ |
ヤッド ヴァー ジャイェーマ ヤディ ヴァー ノー ジャイェーユフ
私たちが勝つべきか、あるいは彼らが私たちに勝つべきか
yad【関係代名詞】〜であるもの
vā【接続詞】あるいは
→yad vā:〜かどうか、あるいは
jayema【一人称・複数・パラスマイパダ・願望法 √ji】私たちが勝つべき、私たちが征服すべき
yadi【接続詞】もし
vā【接続詞】あるいは
→yadi vā:〜かどうか、あるいは
nas【対格・複数、一人称代名詞(附帯形) asmad】私たちに
jayeyus【三人称・複数・パラスマイパダ・願望法 √ji】彼らが勝つべき、彼らが征服すべき
यान् एव हत्वा न जिजीविषामस्
yān eva hatvā na jijīviṣāmas
ヤーン エーヴァ ハットヴァー ナ ジジーヴィシャーマス
彼らを殺して、私たちは生きたいとは思わない
yān【男性・複数・対格、関係代名詞 yad】彼らを
eva【副詞】実に、真に(強意を表す。しばしば虚辞として使用)
hatvā【絶対分詞 √han】殺して、破壊して、始末して
na【否定辞】〜でない
jijīviṣāmas【一人称・複数・パラスマイパダ・現在、意欲活用 √jīv】私たちは生きたい、私たちは生きたいと願う
ते ऽवस्थिताः प्रमुखे धार्तराष्ट्राः ॥
te 'vasthitāḥ pramukhe dhārtarāṣṭrāḥ ||
テー ヴァスティターハ プラムケー ダールタラーシュトラーハ
そのドリタラーシュトラの息子たちが、面前において立っている
te【男性・複数・主格、指示代名詞 tad】それらは、彼らは
avasthitās【男性・複数・主格、過去受動分詞 ava√sthā】立っている、立ち並ぶ、配陣した
pramukhe【中性・単数・処格】面前において、目前において;〜に面して、〜に対して、〜の前に
dhārtarāṣṭrās【男性・複数・主格】ドリタラーシュトラの一族が、ドリタラーシュトラの息子たちが
न चैतद्विद्मः कतरन्नो गरीयो यद्वा जयेम यदि वा नो जयेयुः ।
यानेव हत्वा न जिजीविषामस्तेऽवस्थिताः प्रमुखे धार्तराष्ट्राः ॥ ६ ॥
na caitadvidmaḥ kataranno garīyo yadvā jayema yadi vā no jayeyuḥ |
yāneva hatvā na jijīviṣāmaste'vasthitāḥ pramukhe dhārtarāṣṭrāḥ || 6 ||
そして、私たちにとってどちらがよいのか分かりません。
私たちが勝つべきなのか、あるいは彼らが私たちに勝つべきなのか――
彼らを殺してまで、私たちは生きたいとは思いません。
そのドリタラーシュトラの息子たちが、目の前に立っています。
※この節の1行目、2行目には、トリシュトゥブの韻律には珍しい字余りが見られます。
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