スピリチュアルインド雑貨SitaRama

ガネーシャ・ギリ

神は人間のためだけに在るわけではない

世の中元に戻りつつあるようにも思いますが、相変わらず不安定ですね。
こいういう時期こそ神に祈り、頼ろう、という方も多いと思いますし、それは間違っていないと思います。

ただ、重要なことですが、祈るときに利己的な願いのみを祈念するのは正しいとは言えないかもしれません。
では、人類すべてが良くなりますように、と祈ればいいのでしょうか?
厳密にはそれもちょっと足りないのではないか、と感じます。

宗教宗派によりそれぞれ考え方に違いはあるでしょうけれど、特にインドの精神世界的に見た場合、本質的に神は人間のためだけに在るわけではないと思うのです。
宇宙や地球のバランスとるために祈る、というのがもっとも本質に近いかもしれません。
(これも、宗派により違うかもしれませんが・・。)

エジプトにはライオンの頭部をもつ女神セクメトにより、危うく人類が滅ぼされそうになった神話があるそうですし、同様の話は世界中に存在すると思います。

このセクメト神はインド的に言えばプラティヤンギラー女神のことでしょうけれど、人類が地球のバランスを大きく崩そうとすれば神は容赦なく鉄槌を振り下ろすでしょう。

こういう不安定な時期だからこそ私たち一人一人が、自然の法則から著しく逸脱していないか顧みて、少しでもバランスが回復するように、生きとし生けるもの、さらには無生物も含め、すべての幸せのために祈るのが良いのでは、と私ガネーシャギリは感じております。
その上で個人の願望も祈ったら、神はよりお喜びになり願望をかなえてくれるかもしれません。

皆様はどうお感じになるでしょうか。

(文章:ガネーシャ・ギリ)

‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥
ガネーシャ・ギリ氏共著 『インド占星術と運命改善法』

ガネーシャ・ギリによるインド占星術鑑定

ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス
‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥…‥

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


RANKING

DAILY
WEEKLY
MONTHLY
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  1. 1
  2. 2
  3. 3

CATEGORY

RECOMMEND

RELATED

PAGE TOP