マントラの数をどのくらい唱えたらいいのか、というご質問をお受けすることがよくあります。
私はマントラの専門家ではないものの、20年以上唱え続けておりますので、その経験と、ヒマラヤの行者さん達から得た(断片的ではありますが)知識から私なりにお答えさせていただきます。
ひとつの意見として参考になさってください。
マントラを何回唱えればいいかという、共通した数は実はない、というのが私の結論です。
その方のカルマによっても変わるでしょうし、マントラの種類によっても変わります。
(とても短いマントラもありますし、非常に長いマントラもありますので・・)「たくさん唱えればいいよ。」というマントラがある半面、数秘術との関連で、唱える数が厳密に決められているものもあります。
なかには「1日10回以上唱えてはいけない。」「日が沈んだら唱えてはいけない。」というマントラもあります。
とても奥が深いですよね。
しかし私達が一般的に聞くことができるマントラに関しては、たくさん唱えた方がいい、という結論になるでしょう。
その際、9の倍数とか108の倍数がいいと推奨されることが多いです。
私自身は、普段毎朝26種類のマントラを唱えており、一番回数が多いものに関しては1回に864回唱えています。
このマントラに関してはもう600万回以上唱えたことになります。
ただ修行に入った時は、グルからもらったマントラと、そこで唱えられていたマントラをだけを唱えていました。
12年間はそうしていたのです。
この1つあるいは2つのマントラを唱え続けるという行為は潜在意識に、そのエネルギーを定着させる行為として非常に優れています。
これからマントラを唱えたいと思う方は、ぜひお好きなマントラをひとつかふたつ選んで、唱えるようにしてみてください。
(蛇足ですが、ある神様の1000の名前を唱えるというのは、非常に強力な効果がありますが、エネルギーの方向性としては、その神様のひとつのマントラを唱えるのに近いのだと、個人的には思います。)
以前にも書きましたが、パーソナルなマントラはグルにもらうのが一番です。
しかし同時にマントラ自体が人類共通の財産ともいえます。
グルのおられない方は、お好きなマントラを選んで唱えて差し支えないでしょう。
皆様にマントラを通じて神々の恩寵が降り注ぎますようお祈りしております。
(文章:ガネーシャ・ギリ)
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「ガネーシャ・ギリによる特別ゼミ インド占星術基礎と運命改善技法」
http://www.uranai-school.jp/h_kaikou/toku_vedic_girii.html
「ガネーシャ・ギリによるインド占星術鑑定」
http://sitarama.jp/?pid=27375902
「ガネーシャ・ギリによるヨーガクラス」
http://sitarama.jp/?pid=30583238
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ガネーシャ・ギリ
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